デッサンで巡る歴史別荘散歩 軽井沢の古い山荘(送料込)

¥2,420 (税込)

目次

軽井沢の古い山荘

第1章 愛宕

旧オールドハム山荘元北20番/旧マデン山荘 元北1番/旧ウィン山荘 元北2番/旧オールドハム山荘/旧マギンス山荘 元北35番/旧キルビー山荘/旧キルビー山荘/旧モッス山荘/旧C・シークリングマン山荘/旧ヘルマン山荘 元北25番/旧タムソン山荘/旧I・H・コレル山荘/旧D・ノーマン山荘/旧スコット山荘/旧W・A・エコール山荘

第2章 旧道・浅間隠し

八田山荘 元南9番/旧加藤山荘/旧ミラー山荘/旧サロモン山荘/旧シュヴァルツ山荘 元東49番/旧アームストロング山荘/旧ヴォーリズ山荘/旧メジャー山荘

第3章桜の沢

白系ロシア人が住んでいた山荘/日サイプル山荘 元東48番/日ランディス山荘/旧R・D・マッコイ山荘 元東35番/旧ビンフォールド山左 元東38番/旧ヒルトン・ペドレー山荘/旧ケナード山荘/旧シュレーヤー山荘/旧ヒエデルマス山荘/旧ハンセン・リンゼー山荘

説明

写真家・画家・エッセイストとして活動する小谷明さんが、1960年代から描いてきた軽井沢の古い山荘。
今はもう消滅してしまったものも多く、外国人たちが拓いた避暑地・軽井沢としての面影を後世に伝える貴重なデッサンと、それぞれの山荘に対し著者が調べ思い描いた随想をまとめた一冊。
「軽井沢ヴィネット」2010~2020年に掲載。現在も掲載中。

画・文 小谷明

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著者紹介

1934年生まれ。学習院大学卒業。
写真家、画家、エッセイストとして活動し『探検隊の記録写真集エベレスト』(文藝春秋)、『スペイン巡礼の旅』『ドイツ・ロマンティック街道』(新潮社)など著書多数。日本旅行作家協会副会長を務める。
毎年、旧軽井沢の別荘に滞在。

小谷 明さんinterview
「自然と人間の関わり合い」をテーマに、世界の山岳地帯の写真を撮り続け、多くのガイドブックや写真集を発表している。
中学から大学まで山岳部に所属し、夏は山登り、冬はスキー登山に明け暮れた。大自然の中に身を置いたときの感動を伝えようと、学生時代に山岳スキーの写真を撮り始めたのが、そのまま職業になった。
スカンジナビア半島北部のラップランドではスキーのルーツを探り、アルプス山脈東部のチロルでは、純朴に力強く生きる人々にレンズを向けた。被写体選びは、知識の”面”と、興味の”点”を意識している。  「”面”を知ろうと思うと、ガイドブックに載るような写真を撮るのが一番。現場へ行って、自分の興味の湧いたものが”点”となり、それらを線でつなげていくのが面白い」
今年5月、80歳の世界最高齢でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんとは旧知の仲。ともに日本アルプスを始め、世界の山々を巡った。1970年にはエベレスト登山の最終キャンプ・サウスコルから、スキーで直滑降する三浦さんの写真を撮影。同年行われた大阪万博のネパール・パビリオンでは、5m×25mの壁面をヒマラヤの写真で飾った。
「何度も死に損なっているんです、彼も私も。彼は職業と人生が一体で、以前から目的のために努力することを全く厭わなかった」
両親に連れられ、子どもの頃より夏は軽井沢の別荘に滞在。外国人のユニークな作りの家が、自然の中にとけ込んだ風景に魅了された。1960年代より半世紀以上、古い別荘のスケッチを続けている。
「当時でも既に失われた別荘が多かった。もっと早くから描いておけばよかったと思っています。全て残っていたら世界遺産だろうね」
白髪は増えたが、長髪にひげのスタイルは、20代の頃から変わらない。外国でも顔を覚えてもらいやすく、すぐに知り合いができる。
「『東洋から来たキリスト』と紹介されたこともありました(笑)。日焼けしなくて肌が荒れないので、ヒマラヤでは便利でした」
来年80歳。身体に具合いの悪いところがあっても、「ちゅうぶる(中古品)の自動車に乗っているようなもの」と割り切って考えるようにしている。
別荘スケッチは2010年より、雑誌「軽井沢ヴィネット」で好評連載中だ。
(軽井沢新聞 人物語 2013年10月掲載)